ゆとり、ゆけむり、ごゆるり。

「今日はどっちの家に帰ろうか?」
そんな選択の楽しみがある幸せ。

今日は別邸に帰ろう。

都心から1～ 2 時間
別邸に帰ると、思わず深呼吸をする。
都会の息苦しさなど、ここにはないことを確認する。
さあ、ゆるりと楽しもうではないか。

ひとり露天風呂に入り、空を眺める。
夜空と見つめ合うと、段々と自分の世界が開放されていく。

サウナで汗を流す。
熱が私を包めば、
普段使われていない細胞が、語りかけてくるのが分かる。

水風呂からあがり、ウッドデッキで外気浴。
自然という浴槽は雄大に私を受け入れ、一体化していくようだ。

食事を済ませ、和室でくつろぐ。
洗練された必要十分な部屋は緩やかに時間を刻む。

「明日はここで仕事をしようか」
そんな事を考えながら、眠りにつく。